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バイオリンの本体を構成する表板と裏板。音量・音質を決定する重要なパーツとして、存在しています。 表・裏面それぞれ自作の鉋で削り、厚みを調節していきます。
削る部分のそれぞれのカーブにあった数種類の鉋を使いわけ、長年培った技術で板の起伏をつくりあげます。
鉋は、自作。削る表板、裏板の曲線に合わせアーチ状に加工します。
削り台も鈴木バイオリンのオリジナル。
削る際に材料をしっかりと固定するものですが、表・裏の両面に使用でき、机下につながるワイヤーで、手だけでなく
足でも台を巧みにあやつることができます。地道な工程だからこそ、効率性も考えられた道具と職人の技術で表板、裏板の繊細な厚みを調整していきます。
木は素直。職人の技をダイレクトに結果として映しだします。材料のそれぞれの特性に合わせて、技術も変化します。職人は木と会話しながら音造りをしています。
1日でできるのは表板裏板の5セット程。それは人の手のみで行う所以の数となります。
様々なこだわりや工夫がすべて伝統に基づいており、バイオリン独特のなめらかさやカーブはそこから生まれてくるのです。
左が使い込んだ鉋
手やカーブに合わせて加工する
手やカーブに合わせて加工する

表板、裏板を置く削り台
机下で足も使い角度を変えることができる
机下で足も使い角度を変えることができる
道具の調整にもこだわる

滑らかな起伏はこだわり道具と職人の技で造られる


